ハワイライブに密着したNHKのドキュメンタリー番組「嵐 LIVE & DOCUMENT~15年目の告白~」
第3部の文字起こし&感想レポです。
二宮和也のツアー中に起こったアクシデントと、彼のプロに徹する仕事の美学を作り上げた人物とは?
訂正:ニノのテロップと違うセリフ、修正します。
こんにちは、うめきちです。
第1部と第2部はご覧くださいましたか?
ぜひ、順番にご覧ください^^
⇒【1】嵐NHKドキュメンタリー感想レポ
⇒【2】嵐NHKドキュメンタリー感想レポ
そして、こちらが第3部になります。
ニノのプロとしての生き様です!
読むのも辛い方もいらっしゃると思います。無理はなさらずに^^;
では、
心してどうぞ!
ハワイライブ初日 【二宮和也のアクシデントとメンバーのサポート】
-ライブの中盤を盛り上げるヒットナンバーの数々
実はこの時、あるアクシデントがメンバーを襲っていました-
バックステージの幕の向こうからニノがスタッフに話してる声が聞こえます。
二宮『もう、足が痺れちゃって、ダメだ』
戻ってきた翔くんも、異変に気づいていたようで、訪ねます。
櫻井『ニノ、どうしたの?』
スタッフ『腰、やっちゃったって。左足がしびれて・・・』
肉離れを起こし、足がしびれるほどの激痛に襲われていました-
苦痛のニノの声が聞こえます(/_;)
次の登場まで、あと1分。
腰に大きな負担がかかります
心配そうにかけよる、松本-
松本『ニノ、ジャンプアップやめる?』
二宮『あ、大丈夫、大丈夫!』
松本『イケる?』
二宮『うん』
松本『スライドでもいいよ』
そこに、大野くんが来ます。
大野『スライドにしようよ!』
とっても優しい、心のこもった声です。
二宮『スライドの方がいい?』
注:「いい?」と言っただけではなく「スライドの方が」と言っています。テロップでは伝えきれていないニノの言葉です
はじめに「その方が」と書きましたが、セリフを訂正しますm(_ _)m
どちらか迷っていたのですが、色んな方のご意見を伺い、「スライド」と言っていると判断いたしました。
(こっそり教えてくれまして、ありがとうございます コッソリ)
大野『うん。』
松本『(スタッフにむかい)スライドアップ!!キューは自分たちで出す。』
ジャンプアップやめる?『大丈夫大丈夫』スライドでもいいよ?スライドにしようよ。『いい?』 https://t.co/yGrfRtmaEG
— さっく (@m_sakushoo) 2014, 11月 7
「スライドにしようよ」大野くんは、ただそう言って、ニノが認めたのを確認すると、静かに自分の立ち位置に戻ります。
訂正:大野くんが衣装の影から覗いてる、って書きましたが違いますね^^;
変なテンションで目が暴走しちゃったか、Twitter情報で思い込んだか、もうわからない(汗)
失礼いたしましたm(_ _)m
|д゚)コソッ
やはり、大野くん覗いているようです。
二転三転側転、失礼いたしました。
そして、静かに、心配そうに見つめる翔くん。でも、2人に任せて余計な口出しはしない。
潤くんは、ニノが準備できるのを時間ギリギリまで見守り、『行くぞ!』と手を鳴らし鼓舞します。
そして、乱れたみんなの心を引き締めるように、ニノに気合を送るように『堂々と立ってて!』と声をかけました。
このシーン、たくさんの方たちが、色んな思いで受け止めたと思いますが、
嵐のすばらしさをギュッと表わしていましたね。
テロップだけ見た時に感じた思いは、何度も繰り返し聞き取り「スライドの方が」というセリフに気づいた瞬間、変わりました。
もちろん、本人たちに聞かなければ真実はわかりませんが、うめきちの思う部分はこうです。
ニノの窮地に、一瞬で演出の変更を決断する潤くん。
「ジャンプアップをやめる?」との疑問形では、「大丈夫!」と気を張ってしまうニノを、「スライドにしようよ」と優しくも強く諭す大野くん。
ーおそらく大野くん本人は計算なんてしてない、自然な振る舞い。だけど、こういう風にあっぱれな言い方で言えるのが大野智なんだっていう、圧倒的な納得感。
素直にうなずくニノだけど、実は最善の策だったらそうするよ!というプロとしての気持ちの「スライドの方がいい?」
ーニノが、大野くんの指示にすぐ納得したことで、大野くんに対して持っている尊敬の大きさを感じた瞬間。
それを見守り、直ちに「スライドアップで!」と叫んだ潤くんの、演出担当としての責任。
この3人のたった数秒間の素早い判断をかわす姿に、ただただ圧倒されました。
私達が見たことない、嵐の現場です。
ニノは、大野くんがスライドのほうがいい、という考えを示さなければ、クオリティの高いステージのためにジャンプアップにしようとした気がします。もちろん、潤くんが引き続きスライドを選ぶべきだと伝えるカタチになったかもしれませんが・・・
そして、潤くんが「スライドでもいいよ?」と聞いたのは、ニノのプロとしての意思を尊重したい彼の気持ちにも感じられます。
潤くんも、大野くんも、スライドがいいという判断を示したから、ニノは従ったのだと感じました。
大野くんの、リーダーとして強く頼もしい姿を見られたことの感動も確かにありました。
でも、それに加え、この一連の流れから見えたもの。
嵐がステージで最高のパフォーマンスを届けるための闘い。
すごく、胸を打たれました。
皆さんの中にもいろんな感じ方受け取り方があると思うので、ほんとうは、こんな風に細々解説しないほうがいいくらいだとは思うけど・・
語っちゃった(*ノω・*)(←こらw)
つづいて、
変更したスライドアップでステージに登場します。
始まりの曲は、踊る曲『Monster』
痛みをひとつも顔に出すこと無く、ニノは踊ります。
ニノがその時を振り返って、こう話していましたね。
二宮『もちろん、痛いし辛いけど・・・ま、自分たちが何かをするときに、お金をいただくっていう行動っていうのは、僕はこの「時間」にお金を払ってもらってるもんだと思ってるから、その時間を、自分たちが、預かっている時に、自分の理由でクオリティを下げたりすることは、許されないと思ってる。ハワイに来て、じゃ、「腰が痛いから、あんまり動けません」って言われたら、凄く嫌だもんね。お金返してほしいなって思っちゃうだろうし』
ある意味ニノらしい言葉でしたが、仕事である以上、責任がついてきますものね。
私達に届けたいステージを、自分の理由でクオリティを下げたくない。
日本から、嵐のためにハワイにやって来たファンのために、最高のステージを届けたい。
ニノのその想いに、涙が出ます。
うれしいです。
ありがたいです。
(´;ω;`)
こんなに辛そうにしているのにライトが当たると辛そうな顔せずに歌うニノのプロ意識には頭が下がります pic.twitter.com/wJ0vRlETrz
— けん@嵐 (@ken2020_n) 2014, 11月 7
彼が持つ、高いプロ意識
その支えとなっているのは、かつてメンバーが口にしたある言葉でした-
《5人だけの会話》
二宮『あれ、何年前だったかなー・・・若いころ。だーいぶ若いころ。で、みんなでお蕎麦屋さんに行って、なんか話したんだよ。』
松本『話した!200…2年、3年くらいじゃない?』
二宮『(笑)スゴイねっ!』
ここっ!ここです!!
驚くほど、潤くんの記憶の中に、嵐の情報がしっかりと整理されて入っているんです。
これがどういうことか?
ただ、記憶力がいいわけではなく、彼は常に、振り返り、立ち戻り、考え反芻して、次の一手を、その先へと歩んで来ているんだと。そうでないと、具体的な数値を覚えていることって難しいですから。
なんなら、実はメンバーにも黙っているけど「ジュンNOTE♡」なるものの存在があるのかもしれない。
(*´ω`*)ああ、それがいい。そういうことにしておこう(←おいこらw)
とにかく、とっても感心させられた部分でした♪
二宮『で、「今の状況を打破するには、今の仕事を全部なげうって、もう下克上を起こすしかないと思ってるんだけどどうかな?」っていう話になったの。でも、これは、「今の生活もあって、仕事もあって、それを全部ゼロにして」っていう意見があったわけ。』
松本『ふふふ(笑)それは首謀者たぶん、、私とか、ここ二人(櫻井)とかですよね』
二宮『そうそう、そうです。で、「だからどうかな?考えてほしい」って時に、この人(大野)が「嫌だ」って言ったの。』
松本『ゆった』
大野『えっ?』
キョロ(ω・`))(´・ω・`)(( ´・ω)キョロ
二宮『それ覚えてんね』
大野『(無言)・・・』
二宮『今まで、何にも言わなかったの、この人。「んーあ、わかったわかった」しか言わなかったのに、そん時だけは「嫌だ」って言ったの。で、「今あることを頑張れば、ゆくゆくそうなるんじゃないか?」って言うような・・ま、意訳だけどこれは。そういうことを言ってたの』
大野『(心辺り無いように)うん・・・』
二宮『それはね、すっごい覚えてんの』
松本『俺もすっごい覚えてる。 あのね、あれだよ、「今目の前にあることを頑張れない奴が、何頑張れんだ」っつったの、この人』
櫻井『へぇえええ!』
大野『(彷徨中)・・・そんなカッコイイここと言ったの?』
二宮『いや、そうなの。そん時ね、すごい強かったんだよね、この人。』
櫻井『あっ、そぉ・・・』
松本『ほんとに、ほんとに言ったんだよ。すっごい強かった。』
二宮『「だから、嫌だ」って言ったの。』
櫻井『学園ドラマの教師じゃん』
二宮『ほんとにそう!(笑)』
相葉『(笑)』
金八先生のマネをしだす約3名w
『いつ頑張れるんですかぁ~!(髪の毛クイッて耳にかけ)』
相葉『熱い、部分だね』
櫻井『あー、そぉー!』
二宮『それをすっごい覚えてんの。だから、そこの、俺の仕事の根底は、そこになっちゃったのよ』
櫻井『っへぇええ!』
大野『マジかぁ!(関西風)』
二宮『今あるものを、そそ、ちゃんと、やろう!って思うようになったのはねー、そのリーダーの言葉だったんだよなー。』
一番心に残ったのはこのシーンだった
やっぱ嵐のリーダーは大野智
「今、目の前にあることを頑張る」 pic.twitter.com/t0G1f85F1Q
— あやっぷ , (@ayanappun) 2014, 11月 7
かなり衝撃。
ニノのすごいプロ意識を作り上げたのは、支えたのは、大野智の言葉だったんだ・・・
【今目の前にあることを頑張れない奴が、何頑張れんだ】
座右の銘にしたい。。
なんて胸に響く言葉でしょう。
大野くん、そのころまだ、22、3歳です。
それが、こんなに含蓄のあるメッセージを仲間に送れるなんて。
感動です!
でもですね、同時にもこう思うのです。
10代のまだまだ若い頃から、踊りやお芝居のレッスンをひたすら繰り返し、繰り返すことで一つ一つ上手くなって行って、気づいたら出来るようになってきた経験を大野くんはしてきました。
特に、焦る気持ちと、逃げ出したい気持ちを抑えながら、京都で過ごした2年間。
1日5公演6公演も同じ芝居を続けて、それは辛い時間でもあったそうです。
でも、自分に与えられた仕事を、只々ひたすら続けて、やり遂げましたものね。
大野智語録です。
《俺は京都で踊りまくった。早起き頑張った。2年間、1回も遅刻しなかった》
JUNNON2003
《練習を重ねて、重ねて、重ねて行くうちに自由になっていける》
MORE2012
彼は、今目の前にあることをひたすら頑張って、己を上へ上へと引き上げてきたんですね。
それを実体験として持っているから、本人が覚えていないくらい、自然と言葉が出たんだと思います。
カッコイイ、かっこ良すぎる大野智でした!
バラエティで本気寝してしまう、芸能人では彼しかやらないであろう姿も、あるのにな・・・
(・∀・)不思議な人です。
だから、好きでたまらない。。
♪GUTS!
ステージで、GUTS!を披露。
二宮『オーッケイ!ハワイ、楽しんでるかぁ!?まだまだ行けんだろう!まだまだ行こうぜぇ!歌えー!!踊れー!!!ガーーーッッツ!』
昨日のニノのGUTS!の頑張り思い出すたび目頭熱くなる(TOT)♡ pic.twitter.com/MUVMFRN3f5
— りんだ (@shinme_soubusen) 2014, 11月 8
二宮は腰の痛みを耐え、ステージに立ち続けました-
今思い出しても、あの時のニノの叫びは、パワーがありました。
この背景を知ってから思い出すと、うるうるします。
ここは、LVで見ていてすごく印象に残ったニノのシーンでしたから、やはりあの時のうめきちも、彼の鬼気迫る部分を感じたのかもしれません。
自らを奮い立たせるための叫びだったのかな、そんな風に思います。
ニノが叫んだ瞬間、会場中が「きゃーーー!!!」と大歓声に包まれ、GUTS!と花火の共演。
その時、間違いなく私達は、彼に最高のステージを見させてもらっていました。
ニノが痛みを耐えて作り上げた、素敵な世界の。
ドキュメンタリー放送中、彼がステージで踊る姿は、キラキラのアイドルそのもの。
決して、どこが痛い、ここが辛い、なんてわかりません。
ナレーションにもありましたが、スポットライトがあたっている間は、一瞬も、苦痛にゆがむ顔を見せなかったはずです。
うめきちも腰痛持ちだからわかりますが、腰は身体の要。
全ての動きに影響するので、痛みがあると、どう動いても痛いんです。
思わず、声をもらすような、顔が痛みに歪むような、そんな辛い時間です。
激しい動きの中で、いったい何度、強い痛みを感じた瞬間があったのでしょう・・・
加えて、足の肉離れの痛みと、感覚がなくなる足のしびれまで・・・
心が震えるってこういう時なんでしょうね。
( ;∀;)
想像するだけで、胸も痛くなります。
カメラが追い続けるニノが、愛おしくて、せつなくて、思い出すだけで泣けてきて・・・
元々GUTS!好きだったけど、ニノちゃんのリーダーの言葉だったんだよな~を聞いた流れでGUTS観たらなんか。。もっと好きになったw(* ̄∇ ̄*)♡ pic.twitter.com/6EBAseCITk
— にゃお (@kanko1126) 2014, 11月 10
握りしめた手の中には、リーダーの言葉♪
。・゚・(ノ∀`)・゚・。(ちょと違うw)
だけどね、会場にいた観客も、ライブビューイングにいた観客も、ニノの異変に気づいているんですよ。
特に、LVの観客は、目の前で見ているような環境だったから、気づくのが早かったと思います。
止まらない汗で、熱中症のせいにするけど、異様に赤い顔
MC中、屈みこんで、スタッフと何やら話す姿
着替えに戻る後ろ姿が、いつもと違う歩き方で、ゆっくりゆっくりと
そして、誰よりも遅く戻ってくる、消えていた時間の長さ
サンセットステージに移動するとき、ゆっくり歩くニノに寄り添うように歩幅を合わせて歩く翔くん
「どうも、ぼく達山田太郎ものがたりでーす♪」なんて、茶化しちゃって・・・
心配そうに見つめるメンバーの視線
みんな心配しました。
でも、歌っている時の、踊っている時のニノは、まさかそこまでひどい状況だとは想像できません
あんな状況で、あそこまで動けることが、苦痛に歪む顔を抑えることが出来るなんて、うめきちは今でも信じられない気持ちでいます。
プロって、そういうことなんですね!
アイドルのプロフェッショナル二宮和也は、
楽しく、素敵な、コンサートの時間を、払ったお金以上に価値のある、思い出に残るステージで届けてくれました。
NHK番組《プロフェッショナル 仕事の流儀》で、再放送、いやいやディレクターズカット、ロング版で、ぜひお願い致します!
m(_ _)m 笑
彼のプロ意識の高さに、感動です。
そして、そんなニノを作り上げた、嵐のリーダーの揺るぎない一言にも。
グッズ代が値上げした!なんて、愚痴を言わないようにしようかな・・・
( ´ー`)フゥー...
いやだめだ・・・
高ぁーい!!!!!
もう一度、歌詞をじっくり見返してみました。
GUTS!はやはり最高の応援歌。
うめきちも、みなさんも、今目の前にあることを頑張れ!
はぁ・・・耳が痛い。
嵐くんたちから教わることが、たくさんあります。
それも素敵な彼らからのプレゼントですね♡
あしたから頑張ろ♪(←今からするっ)
GUTS!は今年のデジタリアンツアーのC&R最有力候補ですよね♪
(でた!ざ・宣伝w)
⇒嵐「GUTS!」ダンスや振りをマスターして行こう♪コンサートC&Rレッスン版
今は、どうしてもニノと一緒に踊りたい♪
元気な歌なのに、泣いてしまいそうだ(/_;)
このシーンは、文章にするのに大変時間がかかりました。
いろんな感情が湧き上がるし、うめきちの解説が正しいとは限らない。
でも、読んでくださっている方々もそれぞれの思いを抱えていらっしゃることと思いますし、ひとつの意見を目にして、また何か整理のきっかけになっていただけたら・・・そんな気持ちで書ききりました。
たくさんの意見があります。
それを、ご理解の上見ていただけたらと思います^^
Twitterを掲載させていただきました方々、感謝申し上げます。
ニノが、いつまでも、ステージで素敵に踊り続けられるよう、
応援しています。
無理はしすぎないよう、腹筋鍛えてください!
姿勢をもっと正しくね♪
(笑)
うめきちも、ライブ期間を乗り切られるようメンテナンスしてますよ~
(^O^)v
ハワイ祭りのレポは、全てこちらからたどれます。
⇒「ARASHI BLAST in Hawaii」15周年ツアー