傷にはラップで新療法!やってはいけない傷とは?

 

こんにちはトレンドハピネス
うめきちです

だれもがやけどをしたり切り傷を作ってしまったりしたことがあると思いますが
どうやって治療していますか?

そりゃあ、傷を消毒して、赤チン塗って、軟膏塗って、ばんそうこうさ!

あ!その前に、ふーふー息を吹きかけて傷を乾かさなくっちゃ

出来たかさぶた、剥いじゃいけないとわかってるんだけどねー、ついつい・・・

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なるほどなるほど・・・

さて、突然ですがここで問題です。
次の三つは×どちらでしょう?
1、傷は消毒しないと化膿する
2、傷は乾燥させる(濡らしてはいけない)
3、かさぶたができるのは傷が治りかけている証拠

こたえは、すべて × です。

初めて聞いた方にとっては、
「へ?なにそれ!」と思われたかもしれません

今まで傷の治療の定番とされていたことが、実は間違った常識だったんです

従来の伝統的な「消毒+ガーゼ療法」の真逆をいくような、治療法
「湿潤療法(モイストフィーリング)」またの名を「ラップ療法」

この人間が持っている治癒力を最大限に活かした、
自然で効果的な治療法を、
素人判断による危険性も踏まえてご紹介しようと思います

ラップ療法(湿潤療法)

まず、ラップを使った湿潤療法のおおまかなやり方を次の動画でごらんください

お子さんにキズに見立てたシールをはって実践していますのでご安心を。

◆用意するもの
 台所用ラップ(ラップは台所用でOK。もちろん新品清潔なものをです!)
 医療用テープ
 白色ワセリン(ドラッグストアに売っています。わたしは小児科で保湿剤としてもらっておきますよ)
 包帯
 はさみ

傷を水道水できれいに洗います

キズの大きさにカットしたラップ白色ワセリン
を皮膚の保護材として塗ります

傷にラップのせ、医療用テープで両サイドをとめます

ずれやすかったり、
浸出液(じゅくじゅくとした液)が多いときは包帯で巻きましょう

あとは毎日傷とそのまわりを水洗いしてラップを交換していけばOK
汗をかきやすい時期は、日に2.3度は交換するとかぶれ予防になります

翌日のラップ交換時には、今までやってきた傷治療法とは
明らかに治り方が違うことに気付くと思います

すりむき傷のような軽い傷はかなり顕著で、
一日目にして、すでに新しい皮膚が再生しはじめているのがみてわかります

ラップでは動きによりずれてしまったり、
小さなお子さんが包帯を巻くのをいやがったりしたら
市販されているものを利用するのもいいと思いますよ

最近は、ドラッグストアなんかで「キズパワーパッド」として様々なものも売られています
売り場面積も、どんどん大きくなっていますね

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難点は、値段が高いこと・・・
一枚あたり100円くらいします

このキズパワーパッドはキズの状態がよければ
5日くらい貼りっぱなしにしていてもよいそうなんですが

その値段が故に
あせも対策でこまめに貼り換えるときに罪悪感を感じたり(笑)
子供がいじってはげちゃったりすると、微妙に落ち込みます・・・

しかし、使い勝手はとってもよいので、
常に用意しておくとあわてずに処置ができ、便利です!


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ラップ療法(湿潤療法)のポイント

消毒はしない
消毒薬は使わないで処置をします

ばいきんが!・・・
と思いがちですが、
消毒薬は細菌を殺す薬ではあるのですが、傷を消毒することで
その傷を治そうと活躍している人間の大切な細胞も殺すことになり
かえって傷の治りがおそくなります

安全な水道水であれば、たっぷりの流水でしっかり洗うだけで十分なのです

傷は乾かさない=湿潤状態を保つ

その名のとおり傷を乾かさないこと

傷あとからは、傷を治すために必要な成分を含んだ浸出液がでてきます
これがとっても大事なんですが、
そこにガーゼをあててしまうと、大事な成分が吸収されて
自然治癒効果がなくなってしまいます

あまりに浸出液が多い場合は、ラップの周りをすべてふさいでしまわないで
この浸出液の逃げ道を作ってあげると
かぶれなどの、スキントラブルは少なくなります

ラップの上からガーゼを当てて包帯でとめると、
あふれだした浸出液を吸収してくれます

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ラップ療法(湿潤療法)のメリット

傷の痛みを感じにくい

傷にガーゼを直接つけていると、はがすときに引っ張られて痛いですよね、
それがありません

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ワセリンやラップで密閉し、空気から保護してやることで
痛みがスッと消えます
ワセリンはただの保湿剤であって
鎮痛等の特別な薬理効果があるわけではありませんが、
乾燥から守られるために痛みが引くようです

特にやけどのジンジンとした痛みにとても効果的です

かさぶたができない

特徴的なこととして、かさぶたができません
かさぶたが気になっていじってしまい、再出血を起こすことがよくあると思いますが
くりかえすと、どうしても傷がきれいに消えませんよね

自己判断は慎重に!危険!やってはいけない傷


やけどを食品用ラップなどで覆って治す「ラップ療法」で、
傷口が腐って足を切断したり、
重い感染症を起こしたりする例
が相次いでいることが、
日本熱傷学会の調査でわかりました。
やけどの治療に不慣れな医師が用いて悪化させている例もあり、
同学会は今後、注意を呼びかける声明を出しています。

ラップ療法は、傷口からの体液で湿らせて、傷を早く治す「湿潤療法」の一つ。
この療法で使う医療用シートが認可されています。
傷口の細菌感染による化膿(かのう)には注意が必要だが、
1990年代後半から、床ず治療に食品用ラップなどが使われ始めました。
その後、やけどや傷にも効くと、ネットなどで広まっています。

日本熱傷学会が「ラップ療法対策特別委員会」を設け、
今春、やけど治療の実態を会員からの報告や文献で調べたところ、
その結果、回復の遅れや症状の悪化などのトラブルが48例、確認されたそうです。

このうち10例は傷口で
増えた細菌が全身に回り、高熱や意識障害を起こす敗血症になっていました。

深い刺し傷や動物に噛まれた傷の場合は、
はしょう風などの創感染の可能性があるので
ラップ療法は避けてください

また傷口の断面がギザギザにささくれていたり、
大きな傷の場合、
洗浄が十分に行えず、
そのままラップ等で密封してしまうと、
嫌気性菌という空気が無いところで繁殖する菌が増殖して、
大変なことになる場合もあります

怖いですっ!
あくまでも素人が判断していいのは、家庭治療のできる範囲の傷ですね

そして、少しでもおかしいと思ったらすぐに専門の機関へ

湿潤療法に精通している医師のいるところが一番です

うめきちも子供のやけどで小児科に行き、

「あのー、湿潤療法で・・・」
といったところ
けげんな顔をされ、しっかりと
軟膏べったりのガーゼはりつけ、
「はい、これでいいです!」

・・・でした

即効、傷パワーパッドを買って帰り
家で湿潤療法をやりました

きれいに治りましたよ!

みなさまの傷も、早く治りますように・・・

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